ゆるぎない生活基盤の確立へ

シェアハウスぽたりでは快適な住環境だけではなく、
「ここに住めば、一つ一つの問題に一緒に対処していける」
そういった場所づくりを目的としています。
現在提携が決まっている、AsMama、キャリア支援アドバイザー、ファイナンシャルプランナーがお互いに連絡を取りながら、
一つのチームとして入居者に寄り添います。

AsMamaの「子育てシェア」を導入

仕事と子育ての両立を可能にする「環境」づくりのため、AsMamaの「子育てシェア」を導入。シェアママ、近隣地域のサポートしたい人を絡めて地域全体で一人親家庭の仕事と子育ての両立をサポートします。また、月に一度の交流会と、入居者と地域のサポーターが仲良くなれるようなイベントを企画します。

キャリア支援アドバイザーと行政の就労支援制度の活用

提携するキャリア支援アドバイザー大西ヨウコさんと、行政の就労支援制度を活用し、入居者がこの先子どもを育てていくのに十分な額を無理なく稼げる仕事に就けるようにバックアップします。

ファイナンシャルプランナー・コーチとの連携

ファイナンシャルプランナー・コーチ江成道子さん(日本シングルマザー支援協会 代表)と提携し、入居者に将来の見通しをアドバイス。「現状の把握」でこのままだとご自身の老後資金に問題をきたすようであれば、よりよい仕事とを提示し、実際にその仕事を得るまでのやりくりをトータルでアドバイスします。

現状を打開する

現在、母子のみにより構成される母子世帯数は約75万世帯です(平成27年国勢調査)。シングルマザー一人の収入で子供を育てています。子供や自分が病気で休めば即収入減です。嘔吐下痢症やインフルエンザ等の感染症にかかれば、月の4分の1の収入が飛んでいきます。今現在の仕事、子育てに追われて、生活に必死な状況の一人親家庭には、行政も含めて、現在利用可能な制度やサービスを探す余裕もありません。シェアハウスぽたりは、母子家庭のこういった現状を打開するために作られました。

宮若市に転入した子育て世代には25,000円の家賃補助が出ます。この補助金とシェアハウスの仕組みを工夫し、家賃補助が出る3年間はパート収入だけでも、200~250万の貯蓄が可能になりました。しかし「3年間安くなって良かった」で終わっては、その後に繋がりません。「その場しのぎの生活」ではなく、10年先までを見通した、ゆるぎない生活基盤の確立を目指します。